これは私(片上敦子)の6歳の息子に今まで受けたすべての予防接種のレメディーを順に取らせ、デトックスを促していたときのことです。(2006年)
DTPワクチンのレメディーをとった2日目朝、気持ちが悪い、
吐き気がする、頭がくらくらする、頭が痛いなどの症状を訴えました。
でも熱がないのでそのまま学校へ。その日の午後学童から電話
があり、38.5度の発熱。「やったー!好転反応かも」と小躍りして
お迎えに行きました。
その夜熱は高熱で、眠れぬ夜を過ごしました。その間、水に溶かしたDTPワクチンのレメディーを随時取り続け、高熱から脳脊髄膜を守るレメディーを何度も与えました。
今までの経験上、風邪の熱なら、いくら高熱でもレメディーによ
って、翌朝には平熱になったのに、常に体温計が39.5度以上
をさす状態が3日間も続いたのです。昼間でも常に39度以上あ
るわけですから、好転反応がうれしいとはいえ、さすが看病する
側も疲れ、やはり予防接種のデトックスには、これほどの
高熱が必要なのだなあ、恐ろしいなあと思いました。
そして、予防接種の害を知らなかったとは言え、こんな恐ろしい
DTPを追加の4回までしっかりと受けさせてしまった自分の愚
かさを嘆くとともに、高熱に絶える息子の寝顔を見ていると心か
ら申し訳なく思いました。
そろそろ熱が下がってほしいと思っていた4日目の夕方、
「あっ!鼻血!!」と息子。鼻血が噴水のように噴出し、あっと
言う間に押さえていた手からダラダラと流れ、あわてて洗面所へ
連れて行きました。
そのとき私は「よかった、これで排出が進むかも」と思いましたが、
息子はあまりの血液の多さにびびり、半べそ。しかものどにも血
がどんどん落ちてくるので、ゲボゲボと血を吐く自分の姿が洗面
所の鏡に映り、それを見ると確かにてホラー映画のようだったの
で、だんだん大泣きに・・・・。
しばらくすると出血の量が減ってきたので、なぜ鼻血が出たのか、
そしてこの鼻血をお母さんが心待ちにしてた理由を話しました。
なぜならホメオパシーでは、DTPワクチンは、脳にたまると言われ
ているからです。
そして、最後に鼻の穴から、20㎝くらいのどじょうのような、黒いブ
ヨブヨした細長い血の塊のようなものが出てきたのです。しかも2本
も!!せっかく落ち着いてきた息子はそれを見てまた大泣き・・・。
まるで「ハウルの動く城」に登場する『のぞき虫』のよう。
さて、鼻血が出切ったあと30分ほどして熱を測ってみると、それ
まで39度5分から微動だにしなかった体温計は、平熱の36.5度
をさしていました。そして急におなかもすき、元気にご飯を食べ始
めました。
私がホメオパシーを学ぶようになって、息子には数々のレメディー
を与えてきたのですが、なかなか改善しないことがありました。
それは鼻の先端にできた赤いホクロです。何を与えても消えず、
本人は「大人になってもこれじゃ、トナカイだよ」と気にしてたの
です。その赤いホクロが、なんと次の日消えていたのです。
息子の鼻に3年間は居座ってたのに!
『なんだそれくらい・・・』と思われるかもしれません。でもホメオパシ
ーでホクロは、がんマヤズムの象徴です。私は息子にすべての予
防接種をしっかり受けさせてしまい、おまけにしなくてもいい、おた
ふく風邪に3日ばしか、水疱瘡まで受けさせてしまっていました。
当時はそれこそが息子の健康のためであり、親の義務だと信じて
疑わなかったからです。しかし息子の顔や体に多く現れる細かい
ホクロは、彼の体質ががん体質であるという証であり、しかもその
引き金が予防接種だったとは知るよしもありませんでした。
今回DPTワクチンの排出によって、赤いほくろがなくなったというこ
とは、彼の中のがんになりやすい傾向が少し改善されたということ
なのです。ゆえに、母として喜んだのでした。